生前葬について
生前葬は、高齢化が進み、長生きをした場合、当然親しい友人も高齢であったり、亡くなっていたりしています。それなら生きている間にお別れをいいたいと言うのがその主旨であります。
このような生前葬儀は江戸時代からありました。『甲子夜話』によりますと、熊本の城下の山手にある成道寺の檀家で、家老職にある人が住職に、「人生一度は野辺送りにあうものである。私の命ある間に葬礼をしてほしい」と願い出て、棺はもとより、葬列につきものの幡燈、花の類まですべて用意をして、本人は白装束を着て棺に入り、寺院で和尚から引導を受け、読経をすませ、埋葬される所で棺から帰還したという話です。
7年前に水の江滝子さんが喜寿を超えたのを機に、生前葬を行ない、世間を驚かせました。
生前葬は、お経からモーツァルトまで世界20カ国の葬送メドレーが流れる中、「僕はターキーを一度でいいから抱きたかった」という西村晃さんの発言が飛び出したり、井上梅次監督の「生きているうちに香典をもらうあなたはエライ」というような弔辞が次々と披露され、会場は大笑いしながらの「お別れ」となったといいます。
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