天台宗のお葬式
天台宗の概要
宗祖 | 最澄(伝教大師)(767~822) |
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本山 | 比叡山延暦寺(滋賀県大津市) |
名刹 | 寛永寺(東京)中尊寺(岩手県平泉) |
経典 | 般若心経、法華経、大日経、浄土三部経 |
ご本尊 | 阿弥陀如来 |
お唱え | 南無阿弥陀仏(ナムアミダブツ) |
日常のおつとめ | 般若心経 |
お焼香 | 宗派として、また菩提寺や僧侶によって作法が異なる場合があります。 SOGIサポートセンター(葬儀サポートセンター)LinMCGroupでは 一般的なお焼香についてご紹介致します。
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教え | 【一切皆成】 その意味は 「総ての人には仏性があり、成仏する可能性がある」 です。 |
天台宗の葬儀の意味
*顕教法要【けんぎょうほうよう】
*法華懺法【ほっけせんぼう】
*法華経を読誦【どくじゅ】
- 煩悩を薄くし滅罪する作法
- 例時作法(阿弥陀経を読誦することで往生極楽の指南とする作法)
- 密教法要の光明供【こうみょうく】
3種の儀礼にて、仏となす作法
- 阿弥陀如来の来迎
- その指導の下に
- 故人を引導
天台宗では顕密一致を説く。
供養(遺族・縁者)する側、供養される故人が一体となり、共に仏道を成じていくことが天台宗の葬儀の本質とされている。
用語説明
【顕教】:仏法を理解しやすい言葉・文にして説いたもの。
【密教】:仏と己が一体であることを念じ、仏の加護によって仏の境地に達する秘法。